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開業初年度の振り返り

こんにちは!滋賀県守山市の弓道税理士、酒屋です。
税理士として開業してから約1年がたったので、反省も込めて振り返りたいと思います。
自分と、同業者向けの記事になってしまいますが。

目次

開業前の準備

会社員からの独立開業でしたので、軌道に乗るまでは相当時間がかかるだろうと思っていました。税理士以外でも独立開業する際は半年~1年くらいの生活費は貯めておくのが良いと言われていますが、私の場合は2年以上は無収入でもやっていけるよう程度の準備をして挑みました。

開業初年度にやった仕事

本業(税務)関係

・所得税、消費税、法人税、贈与税、相続税の確定申告
・所得税の期限後申告
・税務調査の立ち合い、修正申告
・法人成り、個人成り(法人の廃業
・企業の従業員さん向けセミナー(マネープランニング)
初年度でこれだけのお仕事がもらえるとは思ってもいませんでした。顧問契約も個人7件、法人1件のご契約をいただきました。上出来すぎです

税理士会関係の仕事

・記帳指導
税務署と税理士会が協同でやっている事業です。通常の指導・会計ソフトを使った指導に加えて2019年は軽減税率対応の記帳指導というものもありました。勢いで全部にエントリーしてしまい計15件くらい担当させていただきました。秋頃~確定申告が終わるまで、概ね月一ペースで指導があります。件数が多くてかなり大変でしたが、いろいろな記帳を見ることができて良い経験になります。

・税務相談センター、租税教室
税理士会のお仕事。仕事につながることは無かったですが、貴重な収入。

・簿記教室の講師
こちらも仕事につながることは無かったのですが、人前で話す・教えるという機会は多いほうが良いので、やって良かったです

・協議派遣
商工会議所のお仕事。限られた時間で申告書を仕上げないといけないのでかなり経験値がもらえます

営業の方法

税理士紹介会社、知人からの紹介、税理士会からの紹介、HPからの直接の問い合わせなど。基本、待ちの営業です(会合とかでは仕事無いアピール)。滋賀県は人口当たりの税理士が少ないようですので、都市部で開業するよりは恵まれた環境なんだと思います。
税務のお仕事が増えだしたのは年の後半あたりからでした。春~夏は税理士の需要が少ないので、この時期にゼロから開業するのはしんどいのかもしれません。

今後やること・やらないこと

税理士ドットコムさんの税務相談に回答するのもルーティーンにしています。仕事につながることは無いですが、自己研鑽になりますので今後も続けようかと。
ブログの更新は細々とやっていこうと思います。「守山市 税理士」で定期的に検索をしているんですが、いつのまにか1ページ目に出てくるようになりました。毎日更新したり地域柄SEOに力を入れる必要はなさそうです。
異業種交流会は当たり外れがあるようです。税理士にとってはコスパがいいものではないようですので今後も入らないかな。

まとめ

税理士の先輩から「独立はしても孤立はするな」と言われたことがあります。
1年で「食っていける」だけの仕事をいただけたのは税理士の先輩方や周囲の環境のおかげです、孤立していたらこんなにたくさんのご縁はなかったはずです。
どんな仕事でも手を挙げてやったおかげでお客さまと会う時の緊張もだいぶ克服してきたような気がします。収入はまだ会社員のころに比べると少ないですが、自由な時間が多いのでストレスがほとんど無い日々を過ごせています
2年目の目標は働きすぎず、遊びすぎず(確定申告期も普通に弓道の練習に行っていました)。1日1新とまではいかずとも日々新しい経験をできるよう行動したいと思います。

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